年収450万円!介護職でのキャリアアップ成功例-抑えるべきポイントと介護職の職種の違いとは?-男性Kさん(30代)

こんにちは!介護職のリアル広報担当 アズサです。
この企画では、これまで介護職で働いていた方や現職の方を対象に、介護職についてのリアルな声をお届けしています。

今回は現役の介護職についてらっしゃる石川県在住の男性Kさん(30代)にお時間をいただき、インタビューをさせていただきました!

登場人物

インタビュー担当介護職のリアル広報担当 アズサ

インタビュー相手現役介護職 石川県 Kさん 30代男性

お忙しい中、お時間を設けていただきありがとうございます!
まずはこれまでの職歴についてお伺いしても良いですか?

はい、本日はどうぞよろしくお願い致します。
介護職のキャリアとしては高校卒業後からになります。
高校卒業後、金沢市の福祉専門学校に入って2年間学びました。在学中に資格を取得して、20才の時に介護福祉士の国家資格取得しました。

おぉ!ということはキャリアは10年近くになりますね!

そうですね。
学校卒業後は市内の老人保健施設Kにて介護福祉士として、6年間働きました。そこでは新卒ということで、現場の介護職を。

介護福祉士は資格取得から5年間経つと民間資格である「ケアマネージャー」の受験資格が取得できるんです。

この仕事が好きだということもあって、なるべく長期的に働くことを見据えてステップアップしていきたいという気持ちもありました。

きちんと将来のことも考えてらして素晴らしいと思います!

ありがとうございます。
幸いケアマネージャーの資格は老人保健施設K在職時に取得することができました。それをきっかけに、ケアマネージャーとして転職をしようと。

ケアマネージャーはこれまでの現場職というよりはデスクワーク中心になります。

老人保健施設Kに6年間勤めた後、N病院に転職しました。
ケアマネージャー兼、看護補助という立場でした。
ここには合計2年間在職しました。

プラン通りに進まれていますね^^

はい、老人保健施設Kの方々には本当によくしていただいて感謝しています。
しかしちょっとした理由があって、N病院からも比較的短い時間で転職をすることになりました。

その後1社挟んでまた転職。
現在も在籍している、特別養護老人ホームIに就職し、介護福祉士として現場の仕事に戻りました。今年で3年目となります。

結構転職されているんですね〜? 転職のたびに施設が変わっているのですが、今回はなぜ特別養護老人施設に決められたんでしょうか?

はい。介護職の働き口としては3大施設があると言われています。

1.老人保健施設
2.介護療養病床
3.特別養護老人ホーム(老人福祉施設)

ちょうど私には特別養護施設老人の経験がなかったので、自分のキャリアパスになると思ったのが理由の1つです。
もう1つは、実際に友達が働いていて、働きがいがあると聞いていたことでしょうか。
悪い噂を聞かなかったというのもあるかも…

悪い噂!?ち、ちなみにどのような話なのでしょうか。。?

あ、はい…
悪い噂といっても働きやすいかどうかということだけなんですが(笑)

例えば人間関係が悪いとか。
働き方として残業などが常態化していないか。
あとは給料面で明らかに低くないかなどは気にしています。

やはり好きな仕事といえど、働く環境って大事ですよね…

そうですね、やはりそこはきちんと確認しておきたいところですね。

話は変わりますが、これまで長く介護職に従事されていますが、介護職に就こうと思ったきっかけはあるのでしょうか?

はい。私の場合田舎育ちだったこともあり、両親が共働きだったため、祖母に育てられた経験が大きいかなと思います。小さいころからお年寄りとの関わりが多く、けっこう可愛がってもらえていました。

そんな時間がながかったせいか、お年寄りに対して、なんというか力になりたいという気持ちが強かったように思います。今でもこの思いは変わりません。
あとはそれ以外の仕事で特にやりたいこともなかったので、自然と介護職を選んだという感じです。

なるほど〜!なんだか素敵なお話ですね^^
では、介護職についてよかったと思うことはどんな瞬間ですか?

そうですね〜。
今考えると「お年寄りが好き」という気持ちから介護業界に入りましたが、そもそも人間好きなのかもしれません。
コミュニケーションが好きなので、人との関わり自体が楽しいですね。

仕事柄、多くのお年寄りと出会ったり、入居者様以外にも、仕事仲間である先輩、同期、後輩との繋がりも楽しいです。
仕事内容としては大変なことも多いですが、多くの人と関われるのがいいですね。お世話して感謝されることも嬉しいし、雑談していて笑顔になってくれたりするのもいい仕事だな〜と感じます。

人が好き!? なるほどコミュニケーションが重要な仕事ではありますよね。感謝されたり、喜んでくれたりするのが仕事だなんて…素敵すぎます!!(笑)
でもやっぱり楽しいことばかりではないですよね…?

ちょっとお伺いしづらいのですが、逆に介護職で大変だなーと思うのはどんな時でしょうか?

そうですね(笑)
介護職は営業職などの一般職とはやっぱり違うと感じています。
たとえば評価の話でしょうか。
正直に話ますと、自分も男性ですし、自分がきちんと評価されているかどうかって結構気になったりします。

でも、介護職って目に見えやすい数字の評価が難しい職種だと感じています。
営業職なら売上というわかりやすい指標がありますよね?
介護職だと明確には無いんです。自分への評価が数で測れないのは個人的には歯痒いです。実はケアマネージャーの資格を取りたいと思ったのも、キャリアアップや自分のスキルを目に見える形にしたいという思いが強かったこともあります。

あとは業務内容についても、入居者様から罵声をあびせられたりする時は辛いですね。どうしても優しばかりではなく、認知症の方だったり、気難しい方もいらっしゃいます。

もっとひどいと叩かれたり、つねられたりすることも。
あとは排泄物をいじったりするのは今でも苦手かもしれません。

自分はそういった辛いことがあった時は周りの同僚や先輩に相談するようにしています。同じ思いをしている方も少なくなく、共感をしてもらうことでかなり気持ちは楽になりました。
仲間と助け合いながら乗り切っているって感じでしょうか。

やはり良い面ばかりでは無いですよね〜。でもこれは他の職業でも一緒かも…
どんな業種でも悩みはありますよね。

そうかもしれません。
それでもやっぱりこの仕事が好きだから、これからも続けていくつもりですよ!
自分のように人付き合いが好きな人とか、お世話好きの人には向いていると思いますね。

いや〜大変参考になるお話ありがとうございます!
あとまだ気になっていることがありまして…
これから介護職につきたい方にとっては収入面も気になると思うんです。
ち、ちなみにお給与のほうはどれくらいなんでしょうか…?

はい、お話ししますよ(笑)

ありがとうございます!!m(__)m
これまで3施設で従事されていますが、それぞれお伺いしても良いですか…?

わかりました。ざっくりになってしまいますが、施設別ではこんな感じです。

  • 1社目:老人保健施設K(介護職)
    手取り15-16万・月 + ボーナス 年収400万
  • 2社目:N病院(ケアマネージャー)
    手取り19万・月 + ボーナス 年収420万
  • 3社目:特別養護老人ホームI(介護職)
    手取り23万・月 + ボーナス 年収450万

あ、あの失礼かもなんですが、全然お給料良いですね!!

え、そうなんですか??

これまでお伺いしてきた中でも良い方だと思います!
おそらく、きちんとキャリアを積まれてきた事が大きいのかも。

そうなんですね〜。キャリアプランを練っておいてよかったです(笑)
あとは人手不足という現状もあるのかもしれないですね。

ではお休みの方はどれくらいありましたか?
またきちんと取れていたかも気になります!

はい、業界的には多くはないのかもしれませんが、どの施設でもきちんと取れていました。こんな感じです。

老人保健施設K(介護職)
月8日休み。
休日出勤が稀にあると月6日くらい。
夜勤は月5-6回と多め。

N病院(ケアマネージャー)
月8日休み。+有給消化。
休日出勤無し。
夜勤は月4-5回。

特別養護老人ホームI(介護職)
月8日休み。有給消化年5回以上。
休日出勤無し。
夜勤は月5回前後。

待遇については面接時に交渉もしていました。

なるほど、施設によって若干違いは見受けられますね。
また、転職も2回されていますが、転職活動の難易度についてはどうでしたか?

はい、私の住む県内は人手不足だったので、スキルはなくてもある程度普通に働けるのであれば、まず落とされることはないと思います。

実際に私も介護職の応募で落とされたことは一度もありません。
はじめての就職の際も複数社うけていましたが、全て内定をいただくことができました。
面接の翌日に「明日からこれますか?」と言っていただけることがほとんどでした。

え〜〜すごいですね! やはり介護福祉士は国家資格ですし、有利なのでしょうか?

そうですね、就職に有利という面では介護福祉士は必須かもしれません。
一方で、ケアマネージャーの職についてはプランを立てるのが仕事なので、介護福祉士と比べると倍率は高いと思います。
ケアマネージャーになるとハードルがあがるイメージがあります。それでも話を聞いていると、他の業界に比べれば転職は難しくなさそうですね。

業界自体が人手不足の影響もありそうですね。
加えて国家資格があれば、介護職では転職活動もかなりしやすいと言えそうですね。

はい、今後も人手不足は続きそうですし、そういう意味では安定した業界ですかね。

Kさんはご自身のキャリアパスをしっかりと考えていらしたということですが、介護職としてのキャリアパスとしてどんな事例がありますか?

そうですね、周りの人たちのことを参考にするとこんな感じです。

・介護職として現場職

・リーダーなどの管理職

・施設長(施設による)

介護福祉士として新卒で入った場合、早いと2年目でリーダーになる方も。
3年目で「フロアリーダー(ユニットリーダー)」だったり、「マネージャー」「主任」などになる方もいらっしゃいました。
現場職としての頂点は「介護長」になると思います。

でもそれ以上の役職になると、現場でのスキルとはちがう能力を求められると思います。
経営寄りの考えや実績などでしょうか。大きい施設だと、こういった方々は外部から引き抜いて来る事もあるそうです。

ただ、介護職につきたい方って、私のように人と接するのが好きな人が多いので、現場職以上の役職を目指そうって人は少ないように感じています。

なるほど〜。介護業界ならではの特徴がありそうですね。
それでは最後に、これから介護職につく方に向けて、なにかアドバイスをいただければ!

介護業界は年齢を重ねていても入りやすい業界だと思います。
転職が比較的難しくないため、リストラされてしまった40代、50代の方が実際に入って来られる事も。
ただ、そのまま続く方もいれば、すぐにやめてしまう方も見てきました。

自分はたしかにこれまでキャリアパスを考えながら仕事をしていきましたが、現場での仕事をしていると入居者の方々から温かみを感じますし、お世話をしていく中で自分の成長を感じられるようになると続けたい気持ちになりやすいと思います。

入居者様だけでなく、そのご家族や同僚との関わりがあるので、老若男女と接する機会が多い業界です。同僚には他業種での経験がある方も多く、話を聞いているとためになることも多いですよ。

あと個人的には、キャリアに対するもどかしさは男性の場合感じやすいかもしれません。
ここを自分なりに、どう解釈していけるかが、働いていくモチベーションになると思います。自分もまだまだ試行錯誤中です。

ためになるお話し、ありがとうございました!

インタビューを終えたアズサの感想

今回もかなりリアルなお話をお伺いすることができました。
介護職って入居者さん以外にも、多くの人々と携わる仕事なんですね。
キャリアを考えるのも大事なのですが、やっぱり「人が好きな人」には向いている仕事なのだな〜と。

あとは働きやすい環境を実現するために、面接時の交渉も大事なんですね。いやぁ勉強になりました。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに。

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